馬刺しに合うタレと薬味

馬刺しそのものの味は、あっさりとしていて淡泊です。少し物足りない感じがある場合は、調味料や付け合わせと一緒に召し上がることで、馬肉の美味しさを十分に引き出すことが出来ます。

ここでは、馬刺しにピッタリな王道のタレと薬味をご紹介します。色々な召し上がり方を試して、自分好みの味の組み合わせを発見して頂くのも、馬肉の楽しみの一つです。


甘口醤油

九州の熊本、鹿児島などで古くから使われている醤油です。
昔、砂糖は高価な物でした。料理や醤油に大量に使うものではありませんでしたが、砂糖で甘みをつけた料理、醤油はおもてなしと振舞われていたようです。
砂糖が多く含まれていることでとろみがあり、馬肉にもしっかりとからむので、馬刺しをより美味しく召し上がれます。


辛味噌

福島県の会津では馬刺しを辛味噌で食べるのが主流です。
にんにくが香り、その中にピリリと辛い唐辛子も顔を出します。
お酒や白米によく合うお味噌です。


ごま油

岩塩を加えて食べると甘口醤油や辛味噌とも違った香ばしさやまろやかさを感じることが出来ます。
ネギなどを加えても、風味が豊かになり馬肉によく合います。


卵黄

ユッケを少し細かく切って醤油などをあえて召し上がる際に、乗せると絶品です。
お好みで納豆やネギを加えても美味しく召し上がることができると思います。


ポン酢

霜降りなど少し脂の多い部位をさっぱり食べたい!という方にはオススメです。
レモンやすだち等の柑橘系との相性も良く、オニオンスライスと召し上がると玉ねぎの辛味とポン酢の酸味がマッチしてさっぱりと食べられます。


薬味

鉄板のにんにくのすりおろし、食後の匂いを気にしないですむ、おろし生姜、ワサビ、柚子胡椒等々。
オニオンスライスや大根の、大葉、白髪ネギなど魚のお刺身に添えてあるような野菜などは馬肉にもよく合います。
これらの野菜は抗菌作用を持つものが多いのも特徴です。


上記の食べ方以外にも何回も召し上がる度に、こうしたら美味しい!という自分好みの組み合わせが見つかっていくと思います。
馬肉はクセも少ないのでいろいろと試してみて、新しい食べ方を発見できるのも魅力の一つです。

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